
目次
1.メッキと硬度
表面を硬くするメリットと耐摩耗性

代表的な硬度向上を目的とする表面処理

2.硬度の高い「無電解ニッケルメッキ」とは
無電解ニッケルメッキの原理

無電解ニッケルメッキの一般的特徴

無電解ニッケルメッキの硬度

無電解ニッケルメッキの用途

3.無電解ニッケルメッキをさらに硬くする方法
熱処理(ベーキング)とは

熱処理による硬度向上

熱処理における注意点

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4.無電解ニッケル-ボロンメッキという方法

5.弊社における無電解ニッケルメッキのご対応について

- 製品の部分的なマスキング対応、研磨工程など対応可能。
- ネジやナット、その他の小物などジグに装着できない製品へもバレルメッキなどで対応可能。
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6.まとめ
無電解ニッケルメッキの硬度について、その特徴を他の技術との比較なども交えて解説しました。 以下はそのまとめです。- メッキの大きな目的の一つとして表面の硬度及び耐摩耗性の向上があるが、無電解ニッケルメッキは硬質クロムめっきと共にその有効な方法である。
- 無電解ニッケルメッキは皮膜のニッケル-リンの合金自体の硬度が高く、析出状態でも低リンタイプで700Hv程度、中リンタイプと高リンタイプで550Hv程度と高い硬度を示す。
- 無電解ニッケルメッキを熱処理すると、皮膜のニッケル-リン合金が結晶化し、Hv950程度まで硬度を上げることができる。
- 熱処理した無電解ニッケルメッキは耐食性は下がってしまう。
- 析出状態でも高い硬度を持つ無電解ニッケル-ボロンメッキは、熱処理を行っても変色しないという特徴も持っている。

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