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無電解ニッケルメッキ処理について解説!原理についても知っておこう!

無電解ニッケルメッキ処理について解説!原理についても知っておこう!

無電解ニッケルメッキ処理とは?電解ニッケルメッキと比較

無電解ニッケルメッキ処理を業者に発注する際は、価格やその性質の特徴などについて理解を深めておくことが重要となります。無電解ニッケルメッキ処理を製品に施せば、耐食性や耐熱性などの性質を高めることが可能です。そこで今回は、無電解ニッケルメッキの特徴や仕組み、電解ニッケルメッキの原理の違いについて解説し、無電解ニッケルメッキ処理を業者に発注する際の価格や発注のポイントについてご紹介します。

無電解ニッケルメッキ処理と原理について

まずは、無電解ニッケルメッキ処理について概要を整理していきましょう。無電解ニッケルメッキ処理を業者に依頼する際には、そもそもどのような性質の処理になるのか前もって正しい知識を持っておきたいところです。業者へ相談する際に気になることはいくつかありますが、はじめに知っておきたいポイントとして、無電解ニッケルメッキ処理とは何かという要点を解説し、電解ニッケルメッキと異なる点についても触れていきます。

無電解ニッケルメッキ処理とは?

円で囲んだ疑問符

無電解ニッケルメッキは、電気を使わず化学反応を利用して金属または非金属の材料表面にメッキ処理を行う方法です。均一性の高い膜厚で仕上げることが可能という利点を持ち、寸法の精度が求められる場合に採用されることが多いという特徴があります。ちなみに、一部ではカニゼンメッキという別名で呼ばれることもあります。

メッキ処理が必要な場合において、無電解ニッケルメッキ処理を施せば、ニッケル・リン合金のメッキ皮膜を得ることが可能です。無電解ニッケルメッキ皮膜の膜厚は均一なものとなっており、高い精度で寸法通りの処理を行うことができます。形状が複雑なものにも適しています。

金属ニッケルは耐食性や硬度が高いなど優れた特性を持つ金属ですが、金属ニッケルで製品を作るとコストが高額になってしまいます。そこで、鉄などの価格を抑えることのできる材料で製品を制作し、その表面にニッケルメッキを施せば、コストを抑えつつニッケルの特性を製品に持たせることが可能となります。

まとめると、無電解ニッケルメッキ処理には以下のような性質・メリットがあります。

  • 硬度が高い
  • 均一な膜厚
  • 密着しやすく剥げにくい
  • 耐摩耗性・耐食性・耐熱性に優れる

皮膜硬度については、メッキ処理された状態でHv500と十分硬い皮膜なのですが、熱処理を施すことで最大Hv1000程度まで皮膜硬度を高められることが特徴です。また、均一性にも優れており、膜厚の誤差は10%程度となっております。化学反応を利用したメッキ処理であることから、複雑な形状に対してもメッキ処理ができるところが無電解ニッケルメッキのメリットです。

ほかにも耐摩耗性や耐食性、耐熱性の高さも注目すべき特性です。金属間の焼け付きやかじりなどを未然に防いでくれたり、有機酸や塩類などに対し高い耐食性を持たせることが可能です。

現在、様々な分野の製品にアルミニウムが採用されています。特にIT精密機器におけるアルミニウムの需要は非常に高いものです。しかし、アルミニウムの製品は腐食や変色などの劣化が起こりやすいのが難点とされます。実際にアルミニウム製品のそういったデメリットに困っている方も多いでしょう。

そんなとき、無電解ニッケルメッキ処理を行うと耐食性を高めることができ、腐食を気にせずにアルミニウムの製品を使うことができるのです。無電解ニッケルメッキの特性を活かせば、アルミニウムの難点をこのようにカバーすることができます。

また、無電解ニッケルメッキの融点は約890℃であるため、高温での使用も可能です。

無電解ニッケルメッキと電解ニッケルメッキの原理を比較

比較の文字と虫眼鏡

そもそも、無電解ニッケルメッキと電解ニッケルメッキの原理にはどのような違いがあるのでしょうか。ここでは、共通する部分を整理しながら、原理において異なる点を比較していきましょう。

無電解ニッケルメッキと電解ニッケルメッキの共通点

まず、無電解ニッケルメッキも電解ニッケルメッキも、どちらも湿式メッキ法に分類されます。これはメッキの中でもメジャーな手法であり、具体的には水溶液の中で皮膜を析出していく仕組みです。

イオン化した状態の金属が溶け込んでいる水溶液のことをメッキ液と呼びます。このメッキ液の中の金属イオンと、メッキするものの表面が還元反応を起こすことでメッキ皮膜が形成されていくのです。

無電解ニッケルメッキの仕組みについて

まず無電解ニッケルメッキですが、還元剤を使用する無電解ニッケルメッキにおいて、メッキ反応は還元剤の酸化反応に対して触媒活性な電極表面でのみ選択的に起こり、析出したニッケル自身も高い触媒活性を示すことから継続的にメッキ皮膜が成長します。無電解ニッケルメッキは別名で化学メッキと呼ばれることもあります。ちなみに化学反応を利用したメッキ方法では、還元のほかに置換による析出の置換メッキも存在します。

電解ニッケルメッキと比較すると膜厚に差異が生まれにくくなり、前項でも触れてきたように、均一性に優れた膜厚を作ることが可能となります。

電解ニッケルメッキの仕組みについて

電気を使わない無電解ニッケルメッキに対して、電解ニッケルメッキは電気エネルギーを活用します。電気を流すことによってメッキ皮膜が形成されていく仕組みになっており、その膜厚はかける電気量によって変わるのが大きな特徴です。

無電解ニッケルメッキの価格の決め方と発注時のポイントについて

無電解ニッケルメッキ処理を専門業者に依頼する場合は、目安としてどの程度の価格を見積もっておけばいいのか気になるところでしょう。ここからは、無電解ニッケルメッキ処理の発注を行う際に、前もってチェックしておきたいポイントを見ていきます。価格の決め方や発注時にチェックすべきことについて解説しますので、ぜひ参考にしてください。

無電解ニッケルメッキの価格の決め方

電卓

無電解ニッケルメッキ処理を行う際は、メッキ処理を行っている業者に見積もりを依頼することになります。具体的な価格については見積もり時に確認することになりますが、あらかじめ価格が決まる要素や決め方について理解を深めておいた方がよいでしょう。価格が決まる要素として主に知っておきたいことは以下のとおりです。

メッキの種類と膜厚の程度

基本的にどのような種類のメッキ加工をどの程度の膜厚で依頼するかによって単価が変化します。しかし、メッキ処理に関して正しい知識がないと、簡単に金属の名前を指定するだけで済ませてしまい、業者側と話が食い違ってしまうことも少なくありません。そのため、相談の段階からどのようなメッキ処理が望ましいのか、金属の種類や膜厚について業者と積極的に打ち合わせを重ねていくべきといえるでしょう。

求められる品質

品質は高いに越したことはありませんが、やはり高品質を求めれば求めるほど、価格は上昇します。ここでいう品質とは、膜厚のばらつきの程度、耐食性の高さなどです。

数量、表面積

数量や表面積も価格にはかかわってきます。単価を少しでも安くしたい場合は、やはり大量発注するのが望ましいでしょう。小ロットでの発注は、どうしても単価が高くなりがちです。

形状の特徴(複雑なものでないか)

形状の特徴次第でもメッキ処理の価格は変わってくるでしょう。メッキ処理しやすく、複雑なものでないかという点です。複雑な形状をしていると、メッキが施しにくくなるなどの要因につながり、品質を高めようとすると価格は上がる傾向にあります。

無電解ニッケルメッキの発注時のポイント

ポイントの文字

無電解ニッケルメッキ処理を発注する際には、業者とスムーズに打ち合わせを進めていくためにも、発注内容や要望の伝え方についてぜひ工夫を加えるようにしましょう。特にメッキについて詳しくない場合は、伝える内容があいまいになり、なかなか打ち合わせが進まなかったり、誤解が生じてトラブルになったりするケースがあります。以下の発注時のポイントに留意してください。

形状や寸法はわかりやすく

形状や寸法はよりわかりやすく伝えるのがよいでしょう。どれくらいの大きさなのか、形状はどのようになっているのかなど、その製品の特徴次第で加工方法が決まります。そのため、相談・見積もりの際には図面とともに詳しく伝えることが大切です。

材質をチェック

密着性に影響のある成分が含まれているかどうかも重要になるため、材質について詳しく伝えることも忘れないようにしましょう。

メッキの種類を伝えたうえで業者から提案を受ける

どのようなメッキ処理を希望するのか、種類についてわかりやすく要望を伝える必要があります。メッキの種類や加工、仕上がりについて詳しい知識がない場合は、必要に応じてどのようなものがいいのか業者に確認し、提案を受けるのが望ましいでしょう。

膜厚の要望について

無電解ニッケルメッキ処理を発注する場合は、膜厚をどれくらいにしたいのかも具体的に決めておく必要があります。精度はプラスマイナスどこまで許容されるのかなども大事なポイントです。

耐食性・耐熱性に優れた無電解ニッケルメッキ処理の依頼は株式会社コネクション

無電解ニッケルメッキ処理を依頼する際には、そもそも無電解ニッケルメッキにはどのような特性があるのか、詳細を知っておくことが大切です。

株式会社コネクションでは、耐熱性・耐食性に優れた特徴を持つ無電解ニッケルメッキ処理の発注を承っております。製品のメッキ処理をお考えの際には、株式会社コネクションへぜひお気軽にお問い合わせください。

無電解ニッケルメッキ処理のご依頼は株式会社コネクションへ

会社名 株式会社コネクション
代表取締役 秋本 眞孝
設立 2021年5月25日
住所 〒910-3635 福井県福井市志津が丘4丁目202−5
電話番号 090-6819-5609
メールアドレス connection.fukui@gmail.com
URL https://mekki.design/
受付時間 9:00~18:00
事業内容 メッキ加工製造、試作開発および販売、メッキ処理のコンサルティング
有資格 有資格:電気めっき技能士1級、毒物取扱責任者、危険物乙4種、公害防止管理者水質第2種
経営者インタビュー 元プロボクサー畑山氏に取材して頂きました。